ゼウシア
ゼウシアは水神ノアクトゥルが降臨した神聖な土地であり、かつての怪異の封印された戦場跡である。 ノアク(ノアクトゥル)が世界中の神々を集め、この世を喰らいつくさんとする怪異との激しい対決を繰り広げたのだ。その激戦の末、ゼウシアの奥地には怪異の魂を封じる「タルタロス」と呼ばれる大迷宮が建設され、その上に水神ノアクを讃える神殿が築かれたのだ。
水神ノアクは単なる争いの調停者に過ぎない。その優れた力によって、人々に恵みと富をもたらし続けた神でもある。 そしてゼウシアはその神の力を後世に伝え、人々に希望を与えるために創建された都市である。 この地を中心に神々は世界各地へ知恵とエーテルを操る術「魔法」を広めたのだ。 ゼウシアは神秘的なエネルギーが渦巻く聖域であり、神々の栄光と人々の信仰が交わる場所なのだ。
・アポロン
王都。一番活気があり賑やかな街である。朝には焼きたてのパンの香りが漂い、昼になれば人々の話し声や笑い声で溢れかえり、夜になるとランタンの明かりに包まれる。
・ルカの居酒屋
ルカの経営する居酒屋であり大型ギルド。クエストはここから受けよう。
・ヘルメス
住宅街と職人の工場、何よりも市場が活発な街。
この土地は、魔力を一箇所に集中・増幅させるレンズのような役割を持つ高純度のエーテル鉱石<魔法石>が多く存在する鉱山があるという珍しい場所であり、この鉱石を使った機械製品の製造が盛んに行われている。
また魔法の研究施設も多く存在し、それらで働く研究者達もこの地区に住んでいることが多い。
しかしヘルメスの奥地にはタルタロスから這い出てきたと言われる強大な魔物たちが住み着いており、一般人が立ち入ることは危険とされている。
・ハデシア
暗い森と野生の息吹、そして広大な畑が広がる村。
農業が盛んで多くの食料が作られており、自然の多さからか獣人も多く暮らしている。
・オデュッセウスの川
とある戦
ここの奥に吸血鬼リョウマの館がある。
・カルミルラ館
リョウマの住んでいる館。外にはたくさんの薔薇が咲いている。
・アルテミシア
広々とした草原が広がる地域。自然が多いものの危険な魔獣も多く生息している為、主に狩人や獣人の狩場となっている。
また、この近辺にある小さな山には竜種が住んでおり、時折その麓まで降りる姿が確認されている。
・オリオンの街
アルテミシアの森の中にある小さな町。
・フィグスの集落
狩りで生きる戦闘民像・フィグスの集落。
・アスポデロスの森
アルテミシアの森の中に存在する巨大な樹海。
ゼウシアからは遠く離れており、訪れる者も殆どいないことから未開の地扱いされている。
一度入れば二度と出て来られないと言われているほどに深いため、人々は森の存在そのものを忘れ去っている程である。
その奥地はタルタロスへの真の入り口となっており、ここから逃げ出した魂を加工する怪しげな研究所が秘密裏に運営されているという噂もある。
・ポセイドニウス
海の見える街。漁業が盛んだが、観光客向けの宿も多い。
海が近いからか友好的な魚系の魔族が住んでいることもあり、港には魚市場が併設されている。
魚系の魔族は人間の文化に興味を持っており、彼らの作った芸術品も人気が高い。
・アテナイア
防衛の砦からできた街。この付近は飛行型の魔物が多く、空中戦に特化した砦が多くある。
過去にドラゴンとの戦争が激しかった時期があり、街の中にはドラゴンによって壊された建物の残骸が遺産として残っている。
- アキレウススピアー 高い山の上に、大きな石で作られた要塞がそびえ立っている。勇敢な兵士たちがその中で守りを固め、荒野から町を守っている。
・デュオニソス
異形の怪異がとある人間の女に惚れ改心し、町を一つ支配していた魔物たちを追い払った伝説のある街。
その神話のせいかこの町では今でも恋愛好きの者達による恋の駆け引きが行われているらしい。
・カロン
主にアンデッド系の魔族が生息する離れ島。伝説によると古に大海賊がここで死に果て、海賊の船から無限に財宝が生まれていると噂される。
実際に街の中には多くの宝箱が存在し、そこから得たアイテムで行商人となり生計を立てている者もいるとか。
何と言っても最大の特徴は娯楽施設『ダンジョンタワー』であり、高度文明の力を応用し「罠と魔物と宝箱の塔の頂上を目指す」というコンセプトで島の主「カロン」が建てた悪趣味な塔である。
裏コースの成人向け版も存在するらしい。
・ケルベロス山脈
火山帯の険しい山脈地帯。そこに棲む炎を纏う狼たちは、その身に受けた炎は死しても消えることはないと言う。
そのため炎の耐性を持たない者は近づくこともままならない。
竜人の先祖はここの出身とされている。
・ヒュプノスの丘
ひっそりとした静かな丘。孤児院がぽつんと建っている。
丘から望む景色は美しく、夕日が沈んでいく様はまるで夢への道のように見えるのだとか。
ローマイヤー公国
ローマイヤーは古代のエルフとドワーフの共存の地であり、中央部にそびえる山岳地帯に位置している。
エルフの森とドワーフの鉱山が共存する、神々の恵みによって造られた豊かな土地だ。
公国を支配するローマイヤー家は、古代からこの地に住まうエルフ・ドワーフの両方に対して、平等な治世を実践してきた。現に今の王はエルフとドワーフのハーフである。
神々の恵みにより平和と繁栄を享受するローマイヤー公国は、神々のご加護により、今もなお栄え続けている。
マシニカル共和国
アンティノメル連坊
シァンイン(翔鷹)
獣人<アニマ>の国。 かつては豊かな自然に恵まれ、獣人たちは自由に空を飛んだり、森を駆け回ったりしていた。しかし、数百年前に起きた厄災の炎で、シァンインの大地は焼け野原と化した。獣人たちは生き残るために機械の力を借りるようになった。 シァンインの民は厄災の炎を引き起こしたとされる人間たちとの交流を控えている。しかし中には人間と友好的な関係を築こうとする者もいる。
ハモメルグ
宴と宴会、そして芸能の神メルグを熱心に信仰する国。
国の至る所で見られるライブハウスやダンスバトルアリーナ、劇場などは、すべて神メルグへの奉納として活動している。
主要な宗教はメルグ教。芸能の神メルグを中心とした多神教で、古くからある舞の場は芸能の聖地として扱われている。祭りや宴会は、神メルグへの感謝や祈りを込めて行われる。
月
月形衛星アザトース
月形の衛星。先代の人類『地球人』はここから見守っている。
リンカネーション・オルペウス
死んだ者達の魂は主にここへと向かい、そこで新たな生命となるまで転生を繰り返す。
エーテルの最も多いこの地は地底奥深くにあるとされ、人類の魂こそエーテルであるとされる説を信じる者にとっては重要な聖地。
やがて転生を終えたその時、魂は救われると言われている。
■その他
サクラギ屋
穂香の親族が経営する宿屋。アルテミシアにある。各地にあるが名字で〇〇屋という部分は変わる(スズキ屋、ジョンドゥ屋など)。